師走にもなると年末に向けて忙しくなってきますね。
年賀状の準備も始めないといけません。
デザインの準備はできたけど、一言添える文章に悩んでいたりしませんか?
親しい友人には伝えたいことがいろいろあって書くことにも困らないけど、疎遠な親戚や会社の上司など、何を伝えれば良いのか悩んでしまうこともあるかと思います。
一言添えなくてもいいのでは?なんて思ったりもしちゃいますね。
年賀状に添える一言について考えてみました。
年賀状に一言の添え書きは必要?
手書きで一言添えるというお気持ちは、相手にとっても嬉しい事です。
ちょっとした一言でも、相手の近況がわかって暖かい気持ちになったことはありませんか?
私も「元気してる?」の一言でも手書きで書いてある年賀状を受け取った時はなんだか良い気持ちになりましたし、逆に何も書かれてないとなんだか無機質で寂しい気持ちになりました。
一言と言っても本当に短い文だと失礼じゃないかな?とか不安になるかもしれません。
でも本来、はがき自体が略儀のものなんです。
スペースに限りがある以上、省略して良いものもあります。
本気で年賀のご挨拶をするなら封書になるのですが、それはさすがに相手も恐縮してしまいますよね。
「手書きしてくれたんだ」という気持ちだけでも、十分。
難しく考えないで年賀状は誰に何のために出すのか?と言う事を考えたら文章の長さは気にする必要はないと思いますよ。
年賀状に添える一言で親戚へのご挨拶
親戚への一言も悩んでしまいますね。
普段は疎遠で慶事や弔辞の際に顔を合わる程度の付き合いも多いと思います。
普段合わないような親戚でも、年賀のご挨拶だけはするって方も多いのではないでしょうか。
でも特段伝えることもないし、どうしよう・・・となりがちです。
どうしても添える一言が浮かばない場合は、親戚へのご挨拶は社交辞令と割り切るのも手です。
例えば、
「また会える日を楽しみにしています」
「お元気でいらっしゃいますか?」
はどなた宛に出せますし、お相手が高齢の方でもう少し付け加えたいときは、
「寒い日が続きますが、お体に気をつけて、ご自愛ください」
なんて添えると気持ちの籠った印象を与えられることができますよ。
定型文でも手書きすることで気持ちがプラスになります。
会うつもりはないし、体調も気にするのはなんだか失礼にあたるかも。
と思ってしまい社交辞令でも書きたくないというような場合は、ご自身の近況や豊富を一方的に書いてみましょう。
近況や豊富を書くのは何ら問題はありません。
お決まりの文面の年賀状より、お相手も近況がわかって喜んでくれると思います。
私も「今年はマラソン頑張る!」とか目標が書いてある年賀状を受け取ったときは応援したくなりました。
もちろん添えたい一言があればそれを書きましょう!
年賀状に添える一言を会社向けにする場合
会社の上司や元会社の同僚などに送る年賀状も添える一言に悩みますね。
1年を振り返ってお世話になったことを振り返ると伝えたいことも浮かんでくるんじゃないでしょうか。
伝えたいことがある場合はもちろんそれを添えてください。
でもどうしても添える一言が浮かばないよ、となることもあると思います。
そのような場合は・・・
一方的に近況報告するのも良いですよ。
例えば・・・
「最近○○に凝っています」
「娘が中学生になり、お弁当を作るようになったので毎日早起きが大変です。」
このようにちょっとした近況報告でも、相手のことが分かって暖かい気持ちになるものです。
プライベートなことは伝えたくないよ!と思ってしまうようなお相手の場合は、社交辞令で割り切りましょう。
「本年も御指導御鞭撻のほどよろしくお願いいたします」
「本年も御指導をお願いいたします」
「昨年は大変お世話になりました。未熟者ですがご指導のほど、今年も宜しくお願い致します」
いかにもな社交辞令ですが、手書きであるだけで悪い気持ちにはならないものです。
短くても意図は十分に伝わりますよ。
会社関係の場合、お相手とあまり親密ではないと感じるようなときは無難な一言を添えた方が安心だと思います。
まとめ
年賀状の一言は手書きで添えてあるだけで、プラスの印象を与えられます。
「本年も宜しくお願いします」など全員に必ず書く言葉でも印刷せず、手で書くことで「一手間かけている」という印象になるからです。
印刷だけというのは少々味気ないですね。
長さは気にせず、伝えたいことを伝えましょう。
伝えたいことが浮かばない時は近況報告と社交辞令を使い分ければ書くことで悩むこともなくなると思いますよ。