春の強風や台風のときなどアクアラインが通行止めになることはしばしばあります。
アクアラインが通行止めになったときの海ほたるはどうなっているのか
現場の人にも聞いて調べてみました。
海ほたるの営業は?
はい。まず結論です。
海ほたるはアクアラインが通行止めになっても営業を継続しています。
基本的には利用者がいる限りは営業する必要があるためです。
営業してても通行止めになったら海ほたるにも行けないよ?
と思うかもしれません。
確かに通行止めの間は入り口が封鎖されるので外部から海ほたるに行くことはできなくなります。
ですが、通行止めの時に運悪く海ほたる利用中だった人がいるのでその人たちのために営業を継続する必要があるわけです。(もちろん営業時間内でです)
中には通行止めの気分を味わうためにわざと海ほたるに行って通行止めを待っている奇特な方がいらっしゃるかもしれませんが・・・
その人達のために高速道路のパーキングエリアとしてはサービスを提供し続ける必要があるという訳です。
通行止めが解除されないんだけど?
強風による通行止めは解除されないと焦りますね。
家に早く帰りたいと思うのは当然のことですが、通行止めは天候が回復するまで解除されません。
通行止め解除の目安としては
風速20m以下、かつ吹き返しが起こらないと予想できる天候状態
になった時です。
1~2時間ぐらいで解除されることもあれば4~5時間解除されないときもあります。
強風によって20時間ぐらい止まっていたこともあります。
・海の真ん中にいるのが怖い
・大事な商談で時間が!
・とにかくここから抜けて陸に戻りたい
・家族が病気で早く変えいたい
などなど理由は様々だと思いますが、一刻も早く抜け出したい時があると思います。
そんな時は
川崎方面に抜ける
という裏技で海ほたるから抜け出す方法があります。
これは自動車やバイクで自身で移動手段を確保できている場合に限ります。
通行止めの条件が「強風」によるものであれば、その影響を受けるのは海の上を走る海ほたるPA~木更津金田IC間の海上部分になります。
反対側の海ほたるPA~川崎間は海底トンネルのため風の影響を受けません。
そのため海ほたるから川崎側へはいくことができるんです。
アクアラインの構造ならではの抜け道です。
(風の状況によっては川崎の出口側が通行止めになっていることもありえるので運行状況は事前に案内板等でご確認くださいね)
川崎側へ出たらあとは陸回りに進めばOKです。
当然陸回りなので木更津に帰る場合はアクアラインを通るより相当に時間がかかります。
・海ほたるPA→川崎経由→木更津(陸路):90分程度(渋滞している場合は更に時間がかかることもあります)
・海ほたるPA→木更津:20分程度
と大幅に差があります。
当然、高速道路の料金代も追加で発生しますし、これだけ時間差があると「陸回りしている間に通行止めが解除される」可能性も大いにあります。
悩ましいですね。
もし実行される場合は、そのリスクも踏まえての自己責任となりますのでご注意ください。
おわりに
いかがだったでしょうか。
強風は音も激しいし、何とも不安になりますが、海ほたるは風や波に耐えられる設計になっていますので、慌てず、なかなか体験できないレアな状況を楽しんでみるのも一興だと思います。
急がば回れ!と言いますしね。
私も一度通行止め時の海ほたるPAを経験してみたいところ。
そでれは~