春になるとアクアライン高速バスの袖ヶ浦バスターミナルにはツバメが訪れて巣を作ります。
今年もツバメの姿を見かけるようになりました。
春の訪れを感じるとともに油断できない季節となります。
それは、ツバメの糞! です。
ツバメの巣
アクアライン高速バスの袖ヶ浦バスターミナルは待合室の壁に巣が作りやすそうな板があります。
多くのツバメはこの板の上に巣を作りますが、中には思い通りには巣を作ってくれないツバメもいて、バス停の屋根裏の骨組みに巣を作ろうとするツバメもいます。
赤枠のところが巣を作りやすい屋根の裏箇所です。
ツバメの雛がピヨピヨ鳴いている姿を見るのはなんともかわいらしいし、親鳥が必死にエサを持ってくる姿はちょっと感動もします。
ですが、これが”毎日の通勤”の時に頭上でピヨピヨされたらどうでしょうか?
糞がスーツについた!?なんてことも十分に起こりえます。
ツバメの糞害を受ける前にツバメがやってくるこの季節はしっかり警戒が必要です。
ツバメは渡り鳥
先にツバメの生態についてかんたんに説明すると、ツバメが日本にやってくる季節は3月~4月ごろとなります。
日本に渡ってきたツバメは巣を作り産卵して子育てを行います。
ツバメの雛は産卵してから13~17日ほどで雛に孵るようです。
雛が巣立っていくまで20~24日ほどかかります。
巣立ってもすぐにいなくなるわけではなくしばらく親と一緒に過ごします。
そして日本を飛び出すのは10月の秋頃になります。
糞を避けるには
ツバメも必死に生きているのでツバメが子育てしている間は巣を壊すわけにもいきません。(人情的に壊せない)
なので個々で警戒するしかないように思います。
まずバス停に並ぶときは足元を見てツバメの糞の跡があるかを確かめます。
糞がついている場所は要注意です。
上を向いて巣がないか、ツバメがいないかをまずチェックしてください。
ツバメは子育中は同じところを何度も行ったり来たりします。
なので糞の跡があるところはツバメが良く止まっている所になります。
子育て中は親ツバメが餌を雛鳥に四六時中運んでいるのでバスを待っている間も油断がなりません。
バスを待っているときもなるべく糞の跡がないところで待ちましょう。
もし並び順的にどうしても避けられない場合は頭上に特に注意してください。
ツバメが戻ってきているときは目を離さない様に。
巣の下も雛鳥の糞が落ちてくるので危険です。
半歩でも良いので立ち位置をずらして危険から離れましょう。
春のうちは1家族の雛が巣立つとおそらくまた別の(?)ツバメが来てまた卵を産みます。
4,5月は特に注意が必要ですよ。
おわりに
糞は怖いですが、雛鳥達は元気に育ってほしいなと思います。
いなくなってしまったらそれはそれで袖ヶ浦から自然がなくなったのか!と不安になります。
また今年もツバメを見て春の訪れを感じました。
来年も来るかな~?